ヒダリマキの鉄道ブログ

つれづれなるままに、心にうつりゆく鉄道のことを、そこはかとなく書きつくるブログです。

8500系、売ります。

こんにちは。最近小田急の事をよく考えるヒダリマキです。

10月1日、東急からものすごいニュースが発表されました。PDFから、本文をそのまま引用します(太字部分) 。1975年の導入以降、当社田園都市線を中心に活躍してきました8500系車両は、現在2020系 車両の導入に伴い、順次廃車が進んでおり、現時点では残り4編成となっています。この度、新たな企画として今後廃車予定の8622編成、8630編成の車両にて、車両1両や先頭部 分のカットモデル、運転台の販売の他、コルゲート(車体側面)部分などの販売を行うことといたしまし た。なんと、8622F・8630Fの両先頭車を、1両丸ごと売り出すらしいのです!気になるお値段はというと、台車・床下機器類を含めて176万円!また、先頭部のカットモデルとした場合は、2420万円もするそうです(1両丸ごとで完売した場合は販売せず)。加工時の費用なのか、1両丸ごとの方がカットモデルより安くなっています。また、運転台も売り出すようで、そちらは85万円となっています(1両丸ごと・カットモデルで完売した場合は販売せず)。中学生が買うことはどう考えても無理ですね。↓8622F・8630Fの写真

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大切な車両であるため、次のような注意事項があります(太字部分)。

1.購入にあたり様々な制約があることから、弊社内で審査の上、車両を適切に保存していただくことが可能と判断

できる方への販売とさせていただきます。(別途、「売買契約」を締結します) 2.8622号・8630号は感電事故防止のため、バッテリーを取り外した状態での販売となります。 3.販売価格の他に、以下の費用が別途必要となります。

(1)トレーラー等での輸送費用 (2)設置場所での車両降ろし用クレーンチャーター費用 (3)設置場所の整備費用(レール・枕木・砂利・屋根の設置など) (4)設置費用

(5)組み立て費用(3「運転台」をご購入の場合) (6)購入後、継続的に必要なメンテナンス費用

締め切りは8622Fについては10/20、8630Fについては11/20となっています。メールでの申し込みです。もし購入を検討している方がいればお早めに…

それとは別に、車体のコルゲートについても販売するそうで、切り抜いたコルゲート(縦横30センチ程度)を5万5000円で300個、さらに車号板・製造所銘板をセットにした"特別記念セット"を8万5000円で50個限定で売り出します。こちらはWEB販売サイト「TOKYU STYLE」での販売となるそうです。こっちなら買えなくもないかも。

1千万円の純金の185系は売れたそうですが、こちらは果たして売れるのか気になります。このような事が企画されるのに驚くと同時に、東急の社内でも8500系は人気なのだと感じました。末長く保存されて欲しいです。